たいやきの形をしたガラスのペーパーウェイトです。
本物のたいやきのハシ(型)を使って作りました。
まったくのオリジナルではありません。
実は20年以上前に、ガラスで町おこしをしている滋賀県の長浜市で似たものを買ったことがあります。失くしてしまいましたが。
たいやき雑貨はおろか、たいやき店をはじめるずっと以前のことです。何か引き寄せられるものがあったのでしょうね。
それ以来、ずっと頭の片隅にあったガラスのたいやき、愛着のある当店、ともえ庵のたいやきの形のものが欲しくてガラス工房を探して依頼しました。
作っていただいたのは、神奈川県厚木市にある「厚木グラススタジオ」さんです。
面白かったのは、ガラス職人さんと打ち合わせした時のこと。
「これヤットコですね」と職人さんは興味津々。そう、一丁焼きのたいやきを焼くハシは鋳物のたいやき型をヤットコの柄に取り付けたものなのです。
ガラス製品を作る際にもヤットコを使うので、意外な共通点に話が盛り上がりました。
丁寧にひとつずつ作られるガラス製品と、一匹ずつ焼き上げる一丁焼きのたいやき、分野は違いますが、通じる気持ちがありました。
手元にあると楽しい、透明なたいやきのペーパーウェイト、ぜひご愛用ください。
・ペーパーウェイトは片面です
ペーパーウェイトはガラスの質感をもっとも感じられる透明ガラスで作りました。
形はたいやきの片面、魚でいうと半身になっています。
透明なので両面だと裏面の模様が透けることがわかり、より美しく見える片面にしました。置いた時にも安定するので、ペーパーウェイトにはぴったりの形になりました。
・左向き、右向き
もともと、当店、ともえ庵のロゴに使っているたいやきは右を向いています。
ただ、料理として焼き魚等を盛り付ける場合には左向きが普通なので、右向きは縁起が悪いと避けるかたもいらっしゃると聞いていますので、両方のバージョンを作りました。
ご注文の際には、右向き(向かって右側が頭)、左向き(向かって左側が頭)のどちらかをお選びください。
・リアルなたいやきの形をしたオブジェもあります。
両面のリアルなたいやきの形のものをご希望の方にはオーダーメイドで対応します。
置いておく分には片面の方が綺麗ですが、小さな座布団などを敷いて立てると、たいやきの形が映えます。オブジェにぴったりです。
(別ページよりご注文ください)
・赤色バージョンも作ってみました
透明ガラスで形を作った後に赤の色ガラスを纏(まと)わせる技法で、色付けをしました。
このフォルムに赤色が似合いますが、たいやきというより本物の鯛に近くなったかもしれません。
こちらは製造工程の都合により片面のみになります。
こちらもオーダーメイドで受注させていただきます。
(別ページよりご注文ください)